2010'11.23 (Tue) 00:28
「薄桜鬼 碧血録」です。
見たのは
第十九話「天道の刃」
ですね。
斎藤率いる新選組本隊は
会津へ到着します。
斎藤は
会津藩主である松平容保に謁見し
正木時茂率いる会津藩士の一部隊を預けられます。
斎藤は正木時茂達の指揮官になったのですが・・・
斎藤が洋装をしていた・・・etcで・・
武士ではない人には付いていけないと
反目していたのですが・・・
その後の新政府軍との戦闘により
考えを改め、斎藤の指示に従うようになります。
さてさて、
怪我の治療より土方が新選組に復帰し
会津へやってきますが・・・
旧幕府軍は新政府軍に次々と敗北を重ねていき・・・
その敗戦の中で斎藤の部隊にいた正木時茂達も
亡くなってしまいました。
更には、旧幕府軍が
会津を撤退することが決定しました。
土方達は仙台へ移動するのに対して・・
松平容保が会津に残るということで
斎藤は新選組を代表し、会津へ残ることを決意します。
そして、会津を舞台にした
旧幕府軍と新政府軍の戦争は終焉を迎えるのでした。
ということで、
今回は斎藤エンドのお話でしたね・・・
最後のシーンはかっこよかったです・・・
今回の史実は
「会津戦争」
ということでした。
斎藤さんが
今回でお別れということのようですね・・
残念です。
以前の千鶴ちゃんとの会話で
「武士とは生き様」と語っていた斎藤さん・・・
今回のラストで
それを見せてくれた感じです。
土方さんとのお別れのシーンで
誠の旗をここに掲げて会津で戦い抜きたいという斎藤さんに対して・・・
土方さんは・・・
「離れていても俺達の魂は誠の旗の下に一つだ」と言った台詞が
かっこよすぎでしたね・・・
戊辰戦争以後
新選組には、いろいろとありますが・・
近藤・沖田・永倉・原田、今回は斎藤ということで・・
彼らがいなくなってきていることで、
新選組という組織は、概念的なモノへ進化しているな・・と思います。
それは・・・
誠の旗が武士のよりどころになっているということ・・・
近藤・土方達が新選組結成の頃より目指したものが、
戊辰戦争という危機的状況下において、
実現できつつあるということなのではないかと思います。
ちなみに・・・なるほど・・
誠の旗は錦の御旗との対極で描かれているのだと
今回のお話で気づいてしまいました。
絶対的権威の象徴である錦の御旗に対し・・・
誠の旗というのは武士の誇りなど・・
個々人の想いを代表するものになりつつあるのだと思います。
ちなみに・・・斎藤さんはは亡くなったわけではないのですが
クールでかっこいいので・・・とても見ごたえがあるキャラでした・・・
彼はるろ剣のキャラとしても有名ですし、
史実でも大正時代まで生きる人なのですが・・・
この後の薄桜鬼に出てくるのかどうか・・・
そこも少し気になるところです。
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